

創業150年の歴史を持つ、代々受け継がれてきた老舗
「田鹿麩店」の天草だけをつかった「昔づくりのところてん」
新潟県糸魚川市に店を構える主人田鹿勝三さんは5代目。
新潟の伝統食材「くるま麩」を始め、日本の伝統の食を昔ながらの製法でつくっています。

ところてんは「天草を煮込んで、こして、冷やし固める」という、いたって単純な作業。
しかし、風味を損ないたくない・・・そんな思いから田鹿麩店さんでは手間暇かけた昔ながらの製法を採用。
天草を煮込む際、寒天を使用すれば5分程度で済む作業を天草100%にこだわり、2時間半かけて煮込みます。
そして、煮込んだ天草を機械に頼らず3回「麻→綿→絹」の順に人力でこしていきます。
そして、ところてんとして最もおいしいバランスを見極め冷やし固めます。
まさに150年の歴史を誇る伝統製法と熟練の技が生み出す逸品ではないでしょうか。
寒天粉不使用、何種類もの品種を試した末にたどり着いた上質の天草100%とこの地方に湧き出る姫川水系の伏流水を使用。
糸魚川の土壌を形成する地溝「フォッサマグナ」および「飛騨外緑帯」
世界的に珍しい土壌で育まれた水と上質な天草を組み合わさったところてんは
「田鹿麩店さんならではのブランド商品」といっても過言ではないでしょう。

<ところてんの歴史>
ところてんは中国から伝わったと言われ、奈良時代には宮中の節気行事などに使用され、
高貴な食べ物とされていたそうです。
江戸時代には庶民にも広まり、多くの人に好まれるようになったそうです。
<しっかりちゃっかりヘルシー食材>
血糖値の上昇を抑えて、コレステロールを減らしてくれる効果があります。
食前に食べることで、糖の吸収スピードが緩やかになるため、食後の急激な血糖値上昇を抑えることができます。
日常的に摂取すると基礎代謝が上がるので冷え性の方にも効果的です。
ところてんといえば、「低カロリーでヘルシーな夏の食卓の一品」という印象をうけますが昔から伝わる食材は、
やはり様々な効能効果が期待できそうですね。